8月20日から23日まで群馬県藤岡市にあるおにし青少年野外活動センターでサマーキャンプを行いました。キャンパー17名、学生スタッフ16名、大人スタッフ15名の計50名でキャンプを楽しんできました。今年のプチ冒険も2人乗りのカヤックで湖をめぐるツアー、以下キャンプの様子を簡単に紹介させていただきます。
1日目(8月20日)
朝8:30に横浜駅に集合したキャンパーは初参加のキャンパー4名を含む17名、そのうち1名は小学校2年生の男の子、バスに乗って元気に出発しました。毎年少しずつ新しいチャレンジを加えるというのがプチ冒険のコンセプト、今回のコンセプトは「プログラムを変える」、3日目のツアーにアレンジを加えました。場所は去年に引き続きおにし青少年野外活動センター、おなじみとなったキャンプ場をパートナーと一緒にキャンプ場を探検しました。とても気持ちのよい芝生の広場での草すべりはとても楽しかったですね。夕食はシェフのつるさんが3日間!煮込んだ美味しいカレーをたくさんいただきました。夜はみんなで歌を歌って楽しいひと時を過ごしました.
2日目(8月21日)
2日目午前中のプログラムは川遊び、バスで20分ほどの三波川で水遊びを楽しみました。キャンパーたちはライフジャケットをつけて川を泳いだり、流れたり、生き物を探したり、水かけっこをしたりたっぷり2時間川で遊び倒しました。最後はグループ対抗で石積み合戦で盛り上がりました。昼食、昼寝をはさんでクラフトの時間、今年のクラフトは川で拾った石をカヤックに見立てたクラフトをしました。とても個性豊かなカヤッカーたちが完成しました。クラフトの後はプチ冒険キャンプ名物ほうとう作り、今年も小さな面打ち職人たちのおかげでとても美味しいほうとうをいただくことができました。初参加の小学校1年生の男の子はごはんを食べた後、みんなに元気よく挨拶をして保護者の方と一緒におうちに帰っていきました。よく頑張りましたね。
3日目(8月22日)
いよいよ今年のメインプログラム、カヤックツアーの日です。バスで15分ほどのところにある神流湖で2人乗りのカヤックを楽しみました。中村あきちゃんの指導のもと、キャンパーとパートナーが2人乗りのシットオントップタイプのカヤックに乗り込み、まずはウォーミングアップ、カヤック3年目となるキャンパーは楽しそうに湖に出ていきます。あっという間にほとんどのキャンパーが湖に出ていきました。一度岸に戻って休憩した後は、いよいよツアーに出かけました。今年は湖を横断して向こう岸にゴールするツアー、カヤックの操作に慣れたペアは先頭のたみぃを追い抜かんばかりに上手に湖を漕いでいきます。湖上で集合写真を取り、無事に向こう岸まで渡りきることができました。ツアーに参加しなかったメンバーもライフジャケットを着けて水につかったり、泳いだり、ちょっとカヌーの乗ってみたり、思い思いに楽しいひとときを過ごしました。最後の夕食はシェフつるさんが腕によりをかけて作ったダッチオーブンで焼き上げたまるごと1匹の鶏!各班のテーブルに載った鶏のグリルはあっという間にみんなの胃袋の中に入っていきました。最後の夜はサマーキャンプで初めてのキャンプファイアー、みんなで火を囲みながら歌ったり踊ったりゲームをしたり…途中から雨が降ってきてしまいましたが、心に残るファイアーとなりました。
4日目(8月23日)
いよいよサマーキャンプも最終日、朝ごはんを食べたあとはみんなでキャンプ場の片付け、みんなてきぱきと行動し、予定より30分も早く終わりました。最後のプログラムはプレゼント交換、キャンパーとパートナーで写真を取り、フォトフレームを作って交換しました。みんなとても上手にできました。バスに乗ってキャンプ場に別れを告げ、横浜駅でお父さんお母さんと4日ぶりの再会を果たして、キャンプは無事に終了しました。
5年目となるキャンプで心に残ったことは、同じ班のメンバーを気遣う場面が見られるようになったこと!毎年同じメニューを作る2日目のほうとうづくりでは、うまく参加できないキャンパーに対して、お兄さんキャンパーが一生懸命お世話をしてくれました。毎年続けているから新しくできることがある、ということを感じさせてくれる場面でした。「新しくチャレンジすること」と「毎年続けて行うこと」の両方とも楽しいキャンプのためには必要ですね。
4日間を通して献身的にキャンパーを支援してくださったパートナーの皆さん、キャンプの運営とキャンパー・パートナーの支援をしてくださったスタッフの皆さん、そして思いっきりキャンプを楽しんでくれたキャンパーの皆さん、本当にありがとうございました。